国際コンファレンススケジュール
2022年6月23日(木)
※講演内容及び講演者は変更になる可能性がありますのでご了承ください。
※海外講演者につきましては、和訳テロップまたは同時通訳を予定しています。
コンファレンスルーム1
10:10 - 10:40
JDKA-3 無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
米国における目視外飛行新ルールJay Merkle Executive Director, UAS Integration Office, Federal Aviation Administration (FAA) |
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11:00-12:00
JDSS-5 有料 |
インフラDX化を加速するスマート点検 最前線 |
12:15-13:00
JDSS-6 有料 |
ドローンの国際標準化に活躍する日本人議長岡本 正英 ISO/TC20/SC16/WG4(運航管理)コンビーナ/ 「ISO/TC 20(航空機および宇宙機)/SC 16(無人航空機システム)/WG 4(運航管理)の概要と進捗」 |
13:15-13:45
EP-7 無料 |
「空飛ぶイルカ」から見る長距離無人航空機を活用した災害対策DX |
14:00-14:45
IS-7 有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
カウンタードローン技術の現在 |
15:00-15:45
IS-8 有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
水素燃料電池の革命 |
16:00-16:45
IS-9 有料 |
有人機と無人機の棲み分けについて |
コンファレンスルーム2
10:10 - 10:40
IAKA-4 無料 日本語にて講演 |
AAM先進企業 |
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11:00-12:00
IASS-4 無料 |
次世代エアモビリティの試験と認証に関するルールメイキング |
13:00-13:30
EP-6 無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
200kgクラスの回転翼無人航空機における軍用から民間認証への架け橋 |
13:45-14:45
IASS-5 無料 |
AAM市場における技術開発の可能性を探る |
15:00-15:45
IS-10 有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
欧州におけるeVTOLプロジェクト総点検 |
16:00-16:45
IS-11 有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
インタイム航空安全管理システムについてKyle Ellis Deputy Project Manager, System-Wide Safety Project, Airspace Operations and Safety Program, Aeronautics Research Mission Directorate, National Aeronautics and Space Administration (NASA) |
コンファレンスルーム1
JDKA-3 10:10-10:40無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
米国における目視外飛行新ルールJay Merkle Executive Director, UAS Integration Office, Federal Aviation Administration(FAA) |
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JDSS-5 11:00-12:00有料 |
インフラDX化を加速するスマート点検 最前線 |
JDSS-6 12:15-13:00有料 |
ドローンの国際標準化に活躍する日本人議長岡本 正英 ISO/TC20/SC16/WG4(運航管理)コンビーナ/ ISO/TC 20(航空機および宇宙機)/SC 16(無人航空機システム)/WG 4(運航管理)の概要と進捗 |
EP-7 13:15-13:45無料 |
「空飛ぶイルカ」から見る長距離無人航空機を活用した災害対策DX |
IS-7 14:00-14:45有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
カウンタードローン技術の現在 |
IS-8 15:00-15:45有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
水素燃料電池の革命 |
IS-9 16:00-16:45有料 |
有人機と無人機の棲み分けについて |
※講演者名 敬称略
コンファレンスルーム2
IAKA-4 10:10-10:40無料 日本語にて講演 |
AAM先進企業 |
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IASS-4 11:00-12:00無料 |
次世代エアモビリティの試験と認証に関するルールメイキング |
EP-6 13:00-13:30無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
200kgクラスの回転翼無人航空機における軍用から民間認証への架け橋 |
IASS-5 13:45-14:45無料 |
AAM市場における技術開発の可能性を探る |
IS-10 15:00-15:45有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
欧州におけるeVTOLプロジェクト総点検 |
IS-11 16:00-16:45有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
インタイム航空安全管理システムについてKyle Ellis Deputy Project Manager, System-Wide Safety Project, Airspace Operations and Safety Program, Aeronautics Research Mission Directorate, National Aeronautics and Space Administration (NASA) |
※講演者名 敬称略
岩田 拡也
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA) 常務理事
プロフィール
1998年通商産業省工業技術院電子技術総合研究所に入所。第16回電子材料シンポジウムEMS賞受賞、第12回応用物理学会講演奨励賞受賞。白色LED開発にてゼロから1兆円産業に成長する過程を経験。半導体製造装置開発からロボット技術に目覚め、2004年に独立行政法人産業技術総合研究所知能システム研究部門に移籍、無人航空機の研究開発をスタート。2007年日本機械学会交通・物流部門優秀講演表彰を受賞。2008年に経済産業省製造産業局産業機械課にてロボット政策に従事。2009年以降「NIIGATA SKY PROJECT」の無人航空機開発を立ち上げる。
津川 清一
ISO/TC20/SC17/WG1 コンビーナ/ブルーイノベーション株式会社 顧問
プロフィール
2020年5月1日 ブルーイノベーション株式会社入社
2020年10月23日 ISO/TC 20/SC 17 WG1 コンビーナ就任
個別講演
物流ドローンポートに関する国際標準化活動
現在ISO/TC 20/SC17 WG1では、電動貨物UASの垂直離着陸のためのインフラストラクチャと設備に関する国際規格(ISO5491)の作成を行っている。これは、150 kg以下のVTOL電動貨物UASを扱うVertiportが自動離着陸オペレーションを実現するために必要なインフラストラクチャと機器の最小要件を規定するものである。その作成作業の現状について報告する。
岡本 正英
ISO/TC20/SC16/WG4(運航管理)コンビーナ/
一般財団法人総合研究奨励会日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)国際標準・エコシステムWG 幹事
プロフィール
ISO/TC 20(航空機および宇宙機)/SC 16(無人航空機システム)において、UTM(運航管理システム)関するWGの設立を提案。2018年7月から現在までの約4年間、WG 4(UTM)のコンビーナを務めている。また日本人唯一人のコンビーナとして、SC 16の重要事項が議論・決定されるSC 16リーダーシップ・チーム会議のメンバーでもある。
個別講演
ISO/TC 20(航空機および宇宙機)/SC 16(無人航空機システム)/WG 4(運航管理)の概要と進捗
Jeffrey Starr
D-Fend Solutionsチーフマーケティングオフィサー
プロフィール
ジェフリー・スタールは、ディフェンドソルーションズ社のチーフマーケティングオフィサーです。
ジェフリーは、カウンタードローン分野について寄稿と講演を頻繁に行っています。主な業界誌は以下の通りです。Dark Reading、Security Today、Security Magazine、Security Boulevard、America、Unmanned Airspace、Drone Life、Rotor Drone Pro、Drone Radio show、Airport technology、International airport review、Regional gateway、IFSEC、SDM magazine、Roswell Flight Test Crew、Toolbox.
また、過去にはAlgoSec、Cellebrite、Verisk 3E、Magic Software Enterprises、Amdocsなどのセキュリティ、情報、リスク管理の急成長した会社でエグゼクティブを務め、革新的なテクノロジーの採用や戦略的立案でリーダーシップを発揮しました。
さらにMission Ventures VCファンドのゼネラルパートナー、BoozAllenのアナリストも務め、経験した分野は広範囲に渡ります。
コロンビア大学で学士号を、ハーバードビジネススクールで経営学修士号を取得しています。
Andrew Macmillan
Director of Strategy, Vertical Aerospace
プロフィール
Andrew Macmillanは、Vertical Aerospace社の戦略、広報、インフラ、安全衛生を担当しています。バーティカル・エアロスペース社は、ニューヨーク証券取引所に上場している英国のeVTOL航空機の開発会社です。VX-4は、乗客4人とパイロット1人が160kmの距離を飛行中に一切の二酸化炭素排出をせずに静かに飛行できます。すでに、日本の丸紅、日本航空をはじめ、アメリカン航空、ヴァージンアトランティック航空、エアアジアなど、世界中で1300機以上の受注をいただいております。また、当社はロールスロイス、ハネウェル、レオナルド、GKN、マイクロソフトとも密接なパートナーシップを結んでいます。
Vertical以前は、ヒースロー空港の最高戦略・サステナビリティ責任者を務めていました。ロンドンと東京のMcKinsey and Companyに勤務し、INSEAD、London School of Economics、および一橋大学にて学業を修めています。
Jason Pritchard
Editor, eVTOL Insights
プロフィール
ジェイソン・プリチャード氏は、世界の電動垂直離着陸機(eVTOL)市場とアーバンエアモビリティ市場をカバーする主要なニュースソースであるeVTOLInsightsのエグゼクティブ・エディターです。
10年以上ジャーナリストとして活躍し、eVTOLInsightsでは、有人・無人の両市場において、旅客・貨物輸送サービスに関する洞察と分析を主要な経営者層に提供しています。
彼の詳細なニュースや情報は、新しい企業との提携から、認証、インフラ、バッテリー開発、規制に関する業界の最新情報までカバーしています。
また、eVTOLInsightsの人気ポッドキャストシリーズの一環として業界の専門家にインタビューを行い、YouTubeチャンネル用の短いニュースビデオを制作したり、毎月最終金曜日にバーチャルネットワーキングセッションを開催しています。
また、毎週木曜日午後5時(日本時間)からクラブハウスで最新の話題や開発について話し合うウィークリールームを主催し、4月にはロンドンでeVTOLInsights主催の会議「London Conference」の企画・開催に携わりました。
Jay Merkle
Executive Director, UAS Integration Office, Federal Aviation Administration (FAA)
プロフィール
ジェイ・マークルは、米国の連邦航空局(FAA)の無人航空機システム(UAS)統合オフィスのエグゼクティブ・ディレクターとして、連邦航空局が無人機を国家空域システム(NAS)に安全に統合することを促進する役割を担っています。UAS統合室は、FAAのビジネスラインとスタッフオフィスを横断的に調整し、UAS統合活動と取り組みがFAAの包括的なミッションに沿っていることを確認する役割を果たしています。
それ以前は、航空交通局(ATO)内のプログラム管理組織(PMO)の副社長を務めていました。PMOは、FAAのオペレーションや航空ユーザーと協力して、次世代航空空域管理システム(NextGen)のためのグローバルな相互運用性のあるソリューションを確保する部門です。また、彼はPMOで低高度認可・通知機能(LAANC)の主要設計者として活躍しました。 セントラルフロリダ大学で心理学の学士号を取得し、バージニア工科大学で産業工学とオペレーションズリサーチの修士号を取得しています。
Taras Wankewycz
Founder and CEO, H3Dymanics Holdings
プロフィール
タラス・ワンケウィッツは、過去20年間、アジアで水素燃料電池、ロボット工学、人工知能、航空機動性などを扱うディープテックの起業家として活躍してきました。大きく考え、小さく始め、時間をかけて拡張することが、資本効率の高いアプローチで最大の課題を克服するというのが、彼のポリシーです。彼の最初の会社Horizon Fuel Cell Technologiesは、いくつかのスピンオフを生みましたが、そのうちのひとつが、米国NASDAQに上場しているHYZON Motorsで、商用トラックやバス車両の脱炭素化に取り組んでいます。
そして、次に注力するのは、航空とエアモビリティの脱炭素化です。彼は長距離電気飛行のためのソリューションとして、水素に関する2006年からの研究を継続するため、2015年にH3 Dynamicsを設立しました。
Andrew Carter
Co-Founder, President and CTO, ResilienX
プロフィール
アンドリュー・カーターは、複雑なシステムの中のシステムと呼ばれるIntime System Safety Assurance(ISSA)に取り組むために設立されたスタートアップ、ResilienXの社長兼CTOです。カーター氏は、米陸軍のGround Based Sense and Avoidシステムのソフトウェア開発者として2007年からドローンの米国内空域への統合に携わり、2016年にBVLOSでのドローン日常運用をFAAに承認されました。カーター氏は、NYとオハイオでUTMプログラムを主導し、RTCA SC-228 detect and avoid (DAA) architecture working group co-leadも務めています。
Kyle Ellis
Deputy Project Manager, System-Wide Safety Project, Airspace Operations and Safety Program, Aeronautics Research Mission Directorate, National Aeronautics and Space Administration (NASA)
プロフィール
カイル・エリス博士は、NASAラングレー研究所の航空宇宙研究エンジニアであり、現在はシステムワイド安全プロジェクトの副プロジェクトマネージャーとしてNASAの航空研究ミッション本部を支援する研究を管理しています。
現在は、産学官の戦略的パートナーシップからの情報を活用し、新たな航空市場の存在と既存の市場の保護に焦点を当てた「インタイム航空安全管理システム」の運用コンセプトの開発を担当するチームを率いています。また、同時にシステムワイド安全FAA研究移行チームの共同リーダー、ASIAS理事会、国際航空研究フォーラム(IFAR)、商業航空安全チーム(CAST)共同実施測定データ分析チーム(JIMDAT)など複数の委員会やフォーラムで活躍しており、いずれも航空業界の重要な安全強化の実施と効果、ギャップや新たなリスクの特定、必要に応じて改善や変更の推奨に焦点を当てた活動をしています。
EP-7 講演概要
今春、公開されたばかりのテラ・ラボのコンセプトムービー「空飛ぶイルカ」は、当社の研究拠点を置く福島県南相馬市を舞台に撮影しました。
テラ・ラボは、長距離無人航空機などを活用した災害対策DXを実現すべく、昨秋、TERRA LABO Fukushimaを新設し、現在、社会実装化へ向け飛行試験などを重ねています。
このたび制作した「空飛ぶイルカ」は、テラ・ラボが目指す各関係機関と連携した災害対策DXを描いた作品です。
本講演では、作品を手掛けた監督や南相馬市の現役職員にもご登壇いただき、「空飛ぶイルカ」を軸に、最新のテクノロジーを活用した災害対策やそれが実現した未来に加え、南海トラフ地震などの大規模災害が起きるまえに、我々はどのようなことを備え、行動していくべきかを考えます。
IAKA-4 講演概要
Vertical Aerospace社は、電気飛行のパイオニアです。私たちは、4人の乗客と1人のパイロットを乗せて160kmの距離を飛行できる垂直離着陸可能な完全バッテリー駆動の航空機を製造しています。VX4は日本全国を旅する際に、他の航空機よりも安全で静か、かつ高速に移動することができる機種だといえるでしょう。私たちは、丸紅および日本航空と協力し、今後数年のうちに日本でこの飛行機を使った運行サービスを実現することを目指しています。このセッションでは、私たちの会社、VX4について説明し、日本での潜在的な使用例をいくつか紹介したいと思います。また、2025年の大阪万博とその先にある日本でのVX4飛行を実現するために必要なステップについてもお話しいたします。
IS-11 講演概要
本セッションでは、NASAのコンセプトであるin-time system-wide safety assurance (ISSA) とin-time aviation safety management systems (IASMS) に焦点を当てます。航空業界への新規参入が過去にない規模とレベルの自動化を達成するにつれ、安全保証の自動化が最重要課題となってきています。講演では、NASAがISSAとIASMSの背景、きっかけ、コンセプトについて説明し、ISSAのソフトウェア会社であるResilienX社が、NASAのビジョンを乗員なしの航空エコシステムで実現するために世界中で行われている実例やプロジェクトについても解説する予定です。