国際コンファレンススケジュール
2021年6月15日(火)
無料講演会場:国際会議室
KA-2 10:15 - 10:45基調講演 録画講演(字幕付き) |
米国におけるUAS統合施策の概要Jay Merkle Executive Director, Unmanned Aircraft Systems Integration Office, Federal Aviation Administration (FAA) |
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KA-3 10:50 - 11:20基調講演 録画講演(字幕付き) |
欧州におけるアーバンエアモビリティ研究の先進性についてPetri Mononen(Dr.) Principal Scientist, PhD, Transport and Mobility, VTT Technical Research Centre of Finland Ltd 都市型エアモビリティ(UAM)は世界的に注目されているテーマですが、ヨーロッパでも同様の関心がもたれています。本プレゼンテーションでは、欧州で進行中の研究キャンバスと活動のスナップショットを提供し、さらに、講演者が主導している現在進行中の2つの主要なUAM共同研究事業の例を取り上げてより詳細に解説します。(i)AiRMOUR研究:イノベーション活動は、欧州委員会が600万ユーロの資金を提供する3年間のプロジェクトで、救急・医療サービス分野でのEVTOL応用をテーマにしているもの。(ii)Drolo共同イノベーションベンチャーは、ビジネス・フィンランドが800万ユーロの資金を提供する2年間の計画で、都市空域の管制空域への統合を調査するほか、事業性、水素推進、5G接続など、さまざまな技術的・経済的側面を調査するものです。 |
SS-3 11:30 - 12:30特別講演 |
災害対策とドローンの最前線モデレーター鈴木 真二 日本UAS産業振興協議会(JUIDA) 理事長 日本は災害大国と呼ばれており、地球温暖化の影響か夏季の豪雨、冬季の豪雪は年ごとに大きな被害をもたらしています。JUIDAでは今年の目標を「2021年はドローン災害活躍元年」と位置づけ、災害時のドローン活用を本格化すべく活動を展開しています。本セッションでは、リスクマネージメント、通信、ドローン運用の立場からの取り組みと課題をご紹介いただき、ドローン活用の議論を進めたいと思います。 パネリスト |
SS-4 12:40 - 13:40特別講演 |
ますます広がる実用域、注目の水中ドローンモデレーター小林 康宏 スペースワン 代表取締役/日本水中ドローン協会 代表理事 パネリストとして官・民・メディアのキーパーソンを交えて、海洋国家日本で、ここ最近、注目を浴びる水中ドローンについて活用法、可能性についてディスカッションします。 パネリスト |
第1部 14:00 - 14:45Japan Drone Forum 2021 |
ドローンと地方創生~活用事例とスマートシティ構想~
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第2部 14:50 - 16:30Japan Drone Forum 2021 |
自治体に於けるドローン活用事例とスマートシティ構想モデレーター鈴木 真二 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)理事長 ドローンによる物流、監視、点検などのサービスは飛行安全の観点から、過疎地や山間部および離島などでの実証実験からスタートしている。また、そうした地域こそ、人手不足などからニーズが大きいこともあり、スマートシティー実現への駆動力ともなっている。ここでは、大分、兵庫、三重、福島、北海道の各自治体より適用事例とその課題をご紹介いただき、今後求められる事業モデルの構築に向けた議論を共有したい。 中村彰二朗 アクセンチュア・イノベーションセンター福島 センター共同統括 「スマートシティによる自立分散社会の実現へ~市民・地域主導によるデジタルイノベーション~」 東京一極集中問題は日本が抱える多くの課題の根本的原因とされています。アクセンチュアは、東日本大震災の復興支援を機に日本の分散計画を実現するために会津若松市に拠点を設置し、地方創生モデルとしてスマートシティプロジェクトを推進してきました。会津のモデルが標準化され、日本全国に広がることで、一極集中問題は緩和され、併せて地方創生も成就し、経済基盤の強い日本を取り戻すことができるでしょう。 パネリスト遠山 実 大分県商工観光労働部 新産業振興室 室長 「大分県のドローン社会実装への挑戦」 大分県では、市場の成長が期待される小型無人機(ドローン)分野の産業集積を加速するとともに、ドローン活用による地域課題の解決を促進するため様々な取組を行っています。ドローンの社会実装に向けた大分県の取組(協議会活動、実証実験、利用者とサービス提供事業者をつなぐプラットフォーム事業 等)についてご紹介させていただきます。 香山 和輝 兵庫県産業労働部産業振興局新産業課 職員 「Drone HYOGO-空の産業革命に向けた兵庫県のこれまでの取組と今後の展開-」 「2022年度にレベル4飛行の実現」という目標に向けた法整備及びシステム開発の動きが活発になる中で、本県では「ドローン先行的利活用事業」において行政・民間問わず多様な分野での先行的な利活用を進めている。今回は森林資源量調査や鳥獣害調査でのレベル3飛行も含めた多分野でのドローン活用事例をはじめ、ドローンの社会実装に向けた兵庫県の取組、今後の展開について紹介する。 増田 行信 三重県 環境生活部 廃棄物対策局長 「ドローンの活用事例と、将来的な活用可能性について」 三重県では、ドローンを活用し、民間企業と連携して有人離島へ食材や医薬品等を配送するサービスの実証実験や、撮影と測量システムを組み合わせて産業廃棄物の不適正処理現場における指導等に繋げる事業など、様々な事業を行っています。それらをはじめとした、これまでのドローンの活用事例と、自治体における将来的な活用可能性について発表させていただきます。 鈴木 章文 福島県 商工労働部 次世代産業課 課長 「福島ロボットテストフィールドの運営と方向性について」 東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業回復のために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」に基づき整備された、陸・海・空のフィールドロボットの開発実証拠点である「福島ロボットテストフィールド」における運営の状況と目指すべき方向性についてご紹介します。 濱坂 晃 北海道 水産林務部森林環境局森林活用課 主任普及指導員 「北海道の民有林におけるドローンの活用状況について」 全国の森林面積の約22%を占める北海道。この広大な森林を有する北海道において、森林現況の確認や災害時における迅速な被害状況の把握など、ドローンを活用することで大幅な効率化が可能です。また、間伐や植栽などの様々な森林整備事業においても、効率化に向けて期待されています。こうした現状から、これまでの北海道としての各種活用事例や、今後の目指す森林・林業の展望についてご紹介します。 |
※講演者名 敬称略
有料講演 Drone Innovation Seminar会場:会議室201
DI-4 14:00 - 14:45 |
ドローンプログラミングが育むイノベーションの素地
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DI-5 15:00 - 15:45 日英同時通訳付 オンライン聴講は日本語のみオンライン聴講は日本語のみ |
物流ドローン、その真価が問われる今モデレーター村山 繁 ドローントリビューン 編集長 物流サービスにおけるドローン活用が叫ばれ始めて久しい。国内外でさまざまな実験や運用が同時進行的に始まっているが、その実態、未来はどこへゆくのでしょう。 パネリスト |
DI-6 16:00 - 16:45 日英同時通訳付 オンライン聴講は日本語のみオンライン聴講は日本語のみ |
空から陸・水上・水中まで拡がるオープンソースでのドローン開発モデレーター春原 久徳 ドローン・ジャパン 取締役会長 ドローンのオープンソースであるArdupilotは、空の分野では、マルチコプターの機体制御だけでなく、固定翼やVTOLに拡がっています。また、空だけでなく、陸・水上・水中の自律ヴィークルにも拡がっています。オープンソースでのドローン開発に関して、Ardupilotでの主要開発者の一人であるRandy Mackay氏に最新状況を伺います。各種ドローンの活用を検討している方は必聴の講座です。 パネリスト |
※講演者名 敬称略
米国には、世界で最も複雑な国家空域システムがあり、登録された数十万台のドローン、自動化された空域認可、ライセンスを持つパイロット、新しいオペレーターが毎日のように米国航空宇宙システム(NAS)に入ってきます。 このセッションでは、米連邦航空局UAS統合オフィスのエグゼクティブ・ディレクターであるジェイ・マークル氏が、米国におけるルールメイキング、目視外飛行、UAS トラフィック管理、先進的なエアモビリティなど、FAAの主要な取り組みについて説明します。 また、FAAの様々な官民パートナーシップ、ドローン運用を安全かつ効率的にNASに統合するための継続的な取り組み、グローバルなコラボレーションとハーモナイゼーションの取り組みについてもご紹介します。