国際コンファレンススケジュール
2022年6月22日(水)
※講演内容及び講演者は変更になる可能性がありますのでご了承ください。
※海外講演者につきましては、和訳テロップまたは同時通訳を予定しています。
コンファレンスルーム1
10:20 - 10:50
IAKA-2 無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
サステナブルな空域のパイオニア、次世代シティエアバス (CityAirbus NextGen)について |
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11:05-11:35
EP-3 無料 |
スマートドローンが叶える未来 |
11:50-12:50
JDSS-3 無料 |
UTMが可能とするドローンの社会実装 |
13:00 - 14:00
JDSS-4 有料 |
ドローン×最新技術が拓く未来のまちづくり |
14:20-16:30
Japan Drone Forum 2022 無料 |
自治体ドローンフォーラム第2弾 |
コンファレンスルーム2
10:20 - 10:50
JDKA-2 無料 同時通訳付 |
デリバリーからエアモビリティまで、ドローンがもたらすグローバル産業の変革 |
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11:05-11:35
IAKA-3 無料 |
BELL社のAAM市場へのアプローチと日本における活動 |
12:40-14:00
IASS-2 有料 |
Vポートと一体化する地域開発の行方~次世代エアモビリティ市場のもうひとつの重要ポイント~ |
14:15-15:00
IASS-3 無料 同時通訳付 |
世界におけるeVTOL市場規模とビジョン |
15:15-16:00
IS-5 有料 |
ドローンによる3D計測モデル化と、災害対応などへの活用 |
16:15-17:00
IS-6 有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
ヨーロッパのAAMを巡るルールと空港Predrag Sekulic Aerodromes Expert, Aerodromes Standards & Implementation Section,European Union Aviation Safety Agency (EASA) |
コンファレンスルーム1
IAKA-2 10:20-10:50無料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
サステナブルな空域のパイオニア、次世代シティエアバス (CityAirbus NextGen)について |
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EP-3 11:05-11:35無料 |
スマートドローンが叶える未来 |
JDSS-3 11:50-12:50無料 |
UTMが可能とするドローンの社会実装 |
JDSS-4 13:00-14:00有料 |
ドローン×最新技術が拓く未来のまちづくり他 |
Japan Drone Forum 2022 14:20-16:30無料 |
自治体ドローンフォーラム第2弾 |
※講演者名 敬称略
コンファレンスルーム2
JDKA-2 10:20-10:50無料 同時通訳付 |
デリバリーからエアモビリティまで、ドローンがもたらすグローバル産業の変革 |
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IAKA-3 11:05-11:35無料 |
BELL社のAAM市場へのアプローチと日本における活動 |
IASS-2 12:40-14:00有料 |
Vポートと一体化する地域開発の行方~次世代エアモビリティ市場のもうひとつの重要ポイント~谷本 浩隆 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 航空宇宙・防衛セクター シニアマネジャー |
IASS-3 14:15-15:00無料 同時通訳付 |
世界におけるeVTOL市場規模とビジョン |
IS-5 15:15-16:00有料 |
ドローンによる3D計測モデル化と、災害対応などへの活用 |
IS-6 16:15-17:00有料 ビデオ講演(日本語字幕付) |
ヨーロッパのAAMを巡るルールと空港Predrag Sekulic Aerodromes Expert, Aerodromes Standards & Implementation Section,European Union Aviation Safety Agency (EASA) |
※講演者名 敬称略
Kay Wackwitz
CEO and Founder, Drone Industry Insights
プロフィール
有人・無人の航空業界で22年以上の経験を持ち、ヨーロッパ、アメリカ、中国、オーストラリアでの国際経験もある航空エンジニア。Lufthansa Technik、Hawker Pacific Aerospace、Amecoに在籍し、LEAN原則、プロセス分析/最適化、変更管理に関する実践的専門知識を身に付け、国際的なコンサルティングポートフォリオを構築してきました。ドイツにDrone Industry Insights(Droneii)を設立して間もなく、商業用ドローン業界で最も影響力のある人物の一人に選ばれ、注目を集めました。AW Drones(ベルギー)およびCommercial UAV Expo(米国)のアドバイザリーボードメンバーも務めています。
市川 芳明
一般財団法人総合研究奨励会日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM) 幹事
多摩大学大学院
プロフィール
1979年東京大学工学部機械工学科卒業、日立製作所エネルギー研究所入社。2020年4月退職。IEC TC111(環境規格)前国際議長、IEC ACEA(環境諮問委員会)日本代表、およびISO TC268/SC1(スマートコミュニティ・インフラストラクチャ)の前国際議長, ISO TC 323(サーキュラーエコノミー)WG2国際主査。技術士(情報工学)。
個別講演
JUTMにおける国際整合と標準化への取り組み
ドローンは世界中で期待されている成長産業であるだけに,市場の覇権を握るためと互換性を確立するための国際ルール作りも活発化している。国内でも,UTMの導入,リモートIDの義務化,FISSによる空域管理などが社会制度として制定されるあるが,その国際整合は必須である。そこでJUTMは空域管理における国際標準化を日本主導でリードしており,その活動を紹介する。
西沢 俊広
独立行政法人情報処理推進機構 デジタルアーキテクチャ・デザインセンター プロジェクトリーダ
プロフィール
1996年筑波大学大学院理工学研究科修了。1996年に日本電気株式会社に入社後、パーソナルロボット PaPeRo、宇宙機誘導センサ、光空間通信、点検ドローン等の研究開発を担当。2017年~2020年にNEDOのドローン運航管理システムの国家プロジェクトの研究責任者を務める。2020 年 10 月より現職。博士(工学)
個別講演
ドローンの社会実装に向けたアーキテクチャ
大量・高頻度・高密度にドローンが飛び交う社会を実現するためには、ドローンが利活用されるにあたって安全性・信頼性・社会受容性・を確立する必要がある。デジタルアーキテクチャ・デザインセンターでは、ドローンが利活用される社会についてシステムやガバナンスなど全体のアーキテクチャ(仕組み・見取り図)の設計に取り組んでいる。アーキテクチャの設計の概要とドローンが利活用される社会の実現に向けた施策について説明する。
Paul Burton
Managing Director, Asia Pacific, Aviation Week Network
プロフィール
ポール・バートン氏は、2018年5月からアビエーション・ウィーク・ネットワーク(AWN)のアジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターを務め、同地域初の常勤シニアリーダーに就任しました。 バートン氏は、アジア太平洋地域のAWN戦略の形成に責任を負っており、仕事のポートフォリオは、展示会、会議、データ、コンサルタント、マーケティングサービスなど、AWNのアウトプットの全領域に及んでいます。
バートン氏は、英国ポーツマス大学で政治学の学士号を、英国ロンドン大学スクール・オブ・ジ・アメリカズで米国研究の修士号を取得しています。
Predrag Sekulic
Aerodromes Expert, Aerodromes Standards & Implementation Section,European Union Aviation Safety Agency (EASA)
プロフィール
Predrag Sekulic(航空工学の修士号取得)は、スロベニア・リュブリャナ空港のエンジニアリングチームで、さまざまな空港計画、設計、エンジニアリングプロジェクトに携わり、そのキャリアをスタートさせました。その後、スロベニア共和国運輸省航空局にて、空港、飛行場、障害物部門の責任者として勤務。飛行場監査官として飛行場、ヘリポートの認証と検査を行う一方、空間計画、空港のマスタープラン、航空規則の作成にも関わりました。2009年、EASAの飛行場専門家として、飛行場とヘリポートの技術要件と認証仕様に携わっており、標準化チームメンバーでもあります。また、現在はEASAドローンチームのメンバーとして、VERTIPORT規制ルール作りにおいて中心的な役割を担っています。
個別講演
Vertiport(Vポート)は、UAMシステム全体の基本要素の一つであり、新しい交通コンセプトを成功させるために重要な役割を担っています。既存の飛行場インフラや都市景観の中に組み込むには、安全な運用のための要件を徹底的に分析する必要があるといえます。
本セッションでは、Vertiportの初期設計仕様の開発アプローチについて説明し、将来の規制の実施に向け予想される課題を提示する予定です。また、欧州のVertiportに関する規制の枠組みについて、今後予想されるステップも併せて紹介いたします。
Ansgar Sickert
ACI(Airport Council International) Europe
プロフィール
Ansgar Sickertは、Fraport AGからの出向で、EASA(欧州連合航空安全局)へのACI EUROPEリエゾンオフィサーとして2017年にACI EUROPEに参加しました。
20年以上にわたり、ヒースローエクスプレス、BAAインターナショナル、Delhi International Airport Pvt Ltd.、Fraport AGなど、複数の運輸・空港事業者において、国際的に幅広い役割を担ってきた経験を有しています。 ACI EUROPE入社以前は、2012年から2016年まで、東京のドイツ大使館に産業政策担当一等書記官として出向していました。
またEASAの諮問機関や作業部会のメンバーとして、空港の安全性や運用、ドローン、ATM/ANS、VTOLインフラ、サイバーセキュリティ、サステナビリティなど、幅広い分野でACIを代表する活動をしている他、ドイツ無人航空協会におけるフラポートの代表でもあります。
2021年には、欧州委員会が「欧州単一空域/ Single European Sky」の実施に関連する戦略的・政策的問題について助言を行うために設立した産業協議体(ICB)のACI代表にも任命されました。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際関係学の修士号を、英国オープン大学ビジネススクールでMBAを取得しています。
個別講演
新しいタイプの電動航空機(eVTOL)は、新たな役割を担う乗り物として大いに航空界を刺激しています。アーバンエアモビリティ(UAM)のコンセプト、未来的なeVTOL機の開発、規制当局がこの技術革命に追いつこうと競争する一方で、空港はこの勇敢な新しい航空分野に対応する準備を進めています。本セッションでは、規制当局、eVTOLメーカー、都市計画者に向けて、欧州空港業界に必要なTo-Doリストを紹介します。
ACI EUROPEは、UAMを今後数年間で持続可能な電動飛行を一般市民に提供するエキサイティングな機会として捉えています。しかしながら、規制当局、産業界、地域、国、地方の意思決定者間の緊密で集中した協力関係のみが、このビジョンを10年以内に実現させるカギとなります。ACI EUROPEのポジションペーパーは、空港で使用される従来の航空機の能力を制限することなく、eVTOLを空港環境に安全に統合するために、すべての関係者が何をする必要があるかについて概説しており、これについても言及の予定です。
Eric Ferreira da Silva
Head of Engineering & Vehicle, Airbus Urban Mobility
プロフィール
Eric Ferreira da Silva は、Airbus Urban Mobility のエンジニアリングおよび車両部門の責任者です。シティエアバス・ネクストジェン(次世代シティエアバス)の詳細設計、初飛行、認証取得に向け、エアバス社のすべてのステークホルダーの舵取りをしています。それ以前は、エアバス・ヘリコプターズで、H145プログラムのチーフエンジニア、H145の5枚羽根バージョンとH160の認証のための耐空性責任者など、いくつかの役職を歴任していました。フランスのArts et Métiersエンジニアリングスクールとカールスルーエ工科大学で機械工学の修士号を取得しています。
宇都宮 哲平
兵庫県神戸市 企画調整局デジタル戦略部 デジタル化専門官
プロフィール
日揮情報システム株式会社、株式会社ファーストリテイリングを経て2020年4月より現職。主にクラウドサービス「kintone」の全庁活用を主導しながら、ドローン活用もデジタル戦略部による全庁横断での展開を企画している。ドローンは主にMavic2Proを使い飛行時間は約50時間。FPVも最近始め、Velocy droneでの飛行時間が約20時間。DPA回転翼3級。
個別講演
職員自らがドローンを使って業務改革を進める内製化計画
既に利用可能なクラウドサービス等を使いドローンの活用ができるのではないかと考えた。配送・レーザー測量といった「重い」活用は地元事業者等民間の力を借りて実証事業を重ね着実に進めつつ、シンプルな空撮写真(自動航行による連続撮影は必要)をSfMツールに取り込むことで得られるオルソ画像・点群データや簡易計測機能によりスピード感ある「軽い」活用が職員自らでできるのではないかと考えている。
JDKA-2 講演概要
世界のドローン市場は、2026年までに複合年間成長率9.4%で413億米ドルに達すると予測されています。そして2021年、ドローンは世界的なCOVID-19の大流行からいち早く回復した数少ない産業のひとつであり、複数の企業が事業拡大のために大規模な投資を受けてきました。
本セッションでは、世界のドローン市場動向とアプリケーション、そしてドローン技術の新たなトピックを紹介します。また、毎年発行しているドローン産業バロメーターにより、日本市場や世界の中での日本の位置づけについてもご紹介します。
また世界では、ドローンが産業全体を効率化しています。ブラジルの樹木計測から、プエルトリコのネットワーク接続、スウェーデンの緊急除細動器、グリーンランドの氷河調査まで、ドローンの用途は飛躍的に拡大しています。当社の業界バロメーターによると、ドローンを導入する理由のトップは、結果の質の向上、時間の節約、作業員の安全性の向上です。また、ドローン企業はドローン産業の発展に大きな期待を寄せており、ルール策定権限の重要性を強調しています。エアモビリティやBVLOS運用の台頭が迫る中、ドローン探知技術など他のトピックも関連性が高まっており、今後数十年の間に我々の生活様式に与える影響は大きくなると思われます。
IAKA-2 講演概要
エアバスは2014年以来、電気推進装置が新しい種類の航空車両開発を促進するのに役立つことを探求してきました。2021年9月には、完全電動eVTOLのプロトタイプ「CityAirbus NextGen」を発表しました。
またエアバスは、新しいモビリティサービスを提供するだけでなく、製品群全体で航空における排出量を削減するための重要なステップとして、eVTOLを用いたUAMソリューションの開発も併せて進めています。本セッションでは、エアバス社が安全かつ持続的に都市や地域社会でのUAM運航を開始するために、世界中で先進的なエアモビリティ・エコシステムの共創をどのようにリードしているか、その最新情報をお伝えいたします。