イベント
第10回 Japan Drone & AAM Awards
アワードの概要
ドローン業界/次世代エアモビリティ業界の発展を奨励する目的で2016年の第1回から開催しています。
ハードウェア部門、ソフトウェア・アプリケーション部門、Advanced Air Mobility部門、海外部門の部門ごとに最優秀賞を選出し、表彰します。
部門ごとに、出展者から提出された書面や映像などで厳正なる事前審査を行い、1~2点をノミネートします。
会期中に来場者から投票を募り、会期最終日に行われるプレゼンテーションの結果も加味した総合評価による最終審査を行い、最優秀賞を決定します。
審査委員は以下の通りです。
審査委員長 | 鈴木 真二: 一般社団法人 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)理事長 |
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審査委員 | 千田 泰弘: 一般社団法人 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)副理事長 |
春原 久徳: ドローン・ジャパン株式会社 取締役会長CEO |
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猪川 トム: 株式会社PRNES DRONE.jp 編集長 |
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西脇 資哲: 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員/ドローンファンド エバンジェリスト |
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河野 大助: 株式会社インプレス ドローンジャーナル編集長 |
(敬称略 順不同)
公募部門
エントリー企業
ハードウェア部門(2社)
DIC株式会社(小間番号:AP-23)
「全方位マルチコプターHAGAMOSphere」
立方体骨格の各頂点に配置した8枚のプロペラと丈夫な球形ガードで、ラフな路面を飛ばずに転がることができます。この機能は、例えば災害現場で瓦礫を越えて、時々刻々と変化する現場の様子や情報を撮影・配信し災害救助支援の場面で活躍することを目指しています。もちろん飛行も可能で、45度に傾いた8枚のプロペラにより、並進飛行が可能です。そのため液体物や繊細なものの運搬やジンバルなしの動画撮影が可能になります。
現在はプロトタイプであり、本展示会にてパートナーやユーザーを見出し、HAGAMOSphereの投入市場を選定、ビジネスモデルの構築、量産設計、量産へと移行する。
エバーブルーテクノロジーズ株式会社(小間番号:BL-1)
「除雪ドローン®」
小型・無人除雪機「除雪ドローン®」は、積もってからではなく、降った時点ですぐに除雪することで、積もらない状態をキープします。
北海道などの豪雪地帯では、降雪があるたび適宜除雪を行う必要があります。日々の生活の中で毎日の除雪作業は負担となっており、多くの方々が困っています。これまでの除雪は積もってから行うことが一般的でした。この課題を解決するため本製品を開発しています。
ソフト・アプリケーション部門(2社)
株式会社ozora(小間番号:BE07)
「GlobeXplore Pro」
ドローン業務実施予定の実際のロケーションの環境をソフトウェア上に再現し、カメラ画角・太陽光・天候等を細かく設定して現地での業務を事前シミュレーションできるバーチャルロケハンツール。
クライアント等への提案をビジュアル化でき、コミュニケーションロスや現地調査のコストを削減しつつ、安全かつ効率的なドローンオペレーションを支援するMac/Windows 対応のデスクトップアプリ。
ドローン実機の画角を再現する特許出願中の機能を搭載 Google Earth等の既存ツールでは再現が難しい実際のドローンのカメラ画角を再現することにより事前に機材の選定ができる。 日付と時刻を入力するだけで、太陽位置・影・天候を再現でき、最適な飛行位置とタイミングを選定できる。 PLATEAU、CAD、フォトグラメトリ等の複数の3Dデータを同一シーンに配置することでGoogle Earthでは3D化されていない現場を再現
株式会社ROBOZ(小間番号:BE-18)
「インドアドローンショー」
インドアドローンショーは、屋外でのドローンショーさながらの体験を屋内空間で複数台のドローンを⽤いて光や⾳楽と連動した演出を⾏う新感覚のエンターテインメントです。最新の⾃動制御技術により、安全性が⾼く、より近い距離で観客に感動と驚きを提供します。
インドアドローンショーは、従来の屋外ショーに⽐べて安全性が⾼く、規制も緩和されています。また、機体の⼩型化と⾼精度な制御技術により、複雑な演出が可能となり、教育や企業イベントなど多様な⽤途で活⽤されています。さらに、低コストでの導⼊が可能で、⼿軽に新たな体験を提供できる点が特徴です。
Advanced Air Mobility部門(1社)
AeroVXR & SClabAir(小間番号:BH-23)
「①認証コンサルティング事業、②テストパイロット育成事業(JTPS)」
①認証コンサルティング事業:認証取得に必要な技術的支援や航空局との調整等を支援する事業です。ベテランのテストパイロットやエンジニア、元航空局職員等の航空機開発のスペシャリストが、貴重な経験と専門知識をもとに、最新の海外動向をふまえ、認証のノウハウを各企業様に寄り添いながら丁寧にサポートします。近年、新規開発が進むドローン業界においても、型式認証の取得に貢献した実績があり、現在も多くの国内外のパートナー企業様と共に日々、開発に取り組んでいます。 ②テストパイロット育成事業(JTPS):長年の知識や経験を活かし、航空機開発に必要なテストパイロットやエンジニアを育成するための、アジア初の民間スクールです。日本は航空機開発の実績が他国に比べて少ないため、開発に欠かせないテストパイロットやエンジニアの経験を持つ人材は大変貴重です。人材育成により貴重な知識や経験を後世に残し、日本の航空宇宙産業の底上げに貢献していきます。
海外部門(2社)
上海中研宏科ソフトウェア株式会社(小間番号:AS-3)
「車両とドローンの協調システム」
自律位置決め機能を備えた独自開発の室内ドローン自律位置決め機能を備えた独自開発の移動式ドローンハブこれらのソリューションは、倉庫や工場内での自動位置決めや長時間にわたる在庫チェックを可能にします。物流、製造、小売店舗の倉庫や自動棚管理などのターゲットシーンで、企業の保管効率を向上させ、運用コストを削減し、全プロセスのスマート管理を実現します。
革新的自律飛行システムのコア技術であり。ミリ波レーダーと3D LiDAR-SLAMのマルチセンサー融合によりGPS非依存の高精度位置推定を実現できます。移動式地上車とのテザリング接続で、無制限連続飛行の監視・点検タスクの非中断化を支援できます。
中国広東鲲鹏低空通用航空科技有限公司(小間番号:BN-7)
「安全な物流用ドローン B40」
安全性が重視のため、パラシュート、RTK、障碍回避の部品が装備。
●機体仕様
種類:マルチローター型 型番:B40 推進方式:純電気 最大搭載重量:40kg
最大離陸重:100kg 機体重量(バッテリー2 個含む):55kg 満載最大飛行距離:22km
満載最大飛行時間:2分 空載最大飛行時間:70 分 最大飛行速度:15m/s
最大上昇/下落速度:6m/s GNSS 対応衛星:北闘/GPS/Glonass/Galileo
軸間対角距離:2280mm 機体サイズ:3320*3320*883 折畳サイズ:1588*760*930
耐風性能:7 級(13.9~17.1m/s) 防雨レベル:中級 動作環境温度:-20℃~45℃
●プロポ仕様
最大転送距離:3km 動作周波数:2.4~2.483GHz 重量:660g サイズ:190*152*94mm
●バッテリー仕様
タイプ:Li-Po 18S1P 容量:30000mAh 2052Wh 電圧:68.4V 充電制限電圧:78.3 V
重量:12.6 ㎏
●パラシュート仕様
反応時間:0.5s 傘布面積:17 ㎡ 救機時間:3.4s 開く最低高度:40m
●推進システム仕様
モーター:59kv 18S プロペラ:41inch
投票は、会期当日に会場内で行いますので、皆さまのご投票お待ちしております。
プレゼンテーション・表彰式
日時:6月6日(金)15:45~17:00
場所:会場内オープンステージ